株式会社中川製作所|メーカー向け機械加工・金属加工・京都市

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バリって何?発生原因と対策をやさしく解説

バリとは、金属を削ったり穴あけした際に、エッジ部分に残る小さな“余分な突起”のことです。

切削やドリルが抜ける瞬間に材料が引きちぎれるように残るため、加工条件や工具の摩耗によって発生しやすくなります。

放置すると組立不良やケガの原因になるため、手仕上げの面取りや専用工具でのバリ取りが欠かせません。

バリの仕組みを理解すると、工具選定や回転数など加工条件の改善にもつながります。

👉 バリ対策は、精密部品の品質を守るための大切な工程です。

金属はなぜ反る?初心者が知っておきたい“反り・歪み”の基礎

金属加工では、削ったあとに部品が「反る」「歪む」ことがあります。

これは、加工中に発生する“熱”や“内部応力”が原因です。

切削によって素材のバランスが崩れたり、局所的に温度が上がることで、加工後に形がわずかに変化してしまいます。

特に薄肉部品や長いシャフトは影響を受けやすく、加工順やクランプ方法が重要になります。

反りの仕組みを知っておくことで、加工条件の見直しや工程管理に役立ち、安定した品質につながります。

👉 反りを理解することは、精度の高いものづくりへの第一歩です。

図面の読み方の基本|寸法・公差・面粗さはこう見る

金属加工でまず覚えたいのが「図面の読み方」です。図面には、部品の大きさを示す寸法、どこまで誤差を許容できるかを示す公差、そして仕上げのきれいさを示す面粗さが記されています。

寸法は加工の基準となり、公差は精度を左右する重要な情報です。

面粗さは機能や見た目に影響するため、用途に応じて適切に指示されています。

これらを正しく理解することで、ミスを減らし、精密部品を安定して製作できるようになります。

👉 図面を正しく読めることが、精密加工の品質を大きく左右します。

切削・研磨・曲げの違いが一気にわかる!金属加工の基礎入門

金属加工にはさまざまな方法がありますが、代表的なのが「切削」「研磨」「曲げ」の3つです。

切削は、工具で材料を削って形を整える加工で、精密部品づくりの中心となります。

研磨は表面を滑らかにし、寸法の微調整や仕上げに用いられます。

曲げは板材を力で変形させ、ブラケットやカバーのような立体形状をつくるのに便利です。

それぞれの特徴と役割を知ることで、図面に合った最適な加工方法を選べるようになります。

👉 基本の3種類を押さえるだけで、金属加工の全体像がつかみやすくなります。

はじめての金属加工|まず覚えたい基本の加工方法とは?

金属加工の基本には、材料を削る「切削加工」、表面を滑らかに仕上げる「研磨」、板材を変形させる「曲げ」、穴をあける「穴あけ」などがあります。

どの加工も、図面に書かれた寸法や公差を守りながら、精密部品を仕上げるために使い分けます。

切削は形づくりの中心となり、研磨では面の粗さを整え、曲げでは板材を立体にします。

まずは加工方法の特徴を知ることが、安定した品質と効率の良いものづくりにつながります。

👉 加工の種類を知ることで、金属部品がどのように形づくられるかが見えてきます。

とにかく削りやすい金属|BSBM(快削黄銅C3604)の特徴と精密部品での活用ポイント

BSBMは、銅と亜鉛を主体とした真鍮に鉛を加え、切削性(削りやすさ)を高めた素材です。

切粉が細かく、工具負荷も小さいため、細かな形状でも効率よく加工できるのが特徴です。

ただし、薄肉形状や長尺部品では、切削熱や応力で“反り・歪み”が出やすいため、加工条件の最適化や工程管理が重要です。

ネジ・ブッシュ・小型ギアなどの精密部品に幅広く使われ、導電性を活かして電気部品にも採用されます。扱いやすく、生産性の高い金属素材です。

👉 高い切削性で加工効率を上げられる、精密部品づくりに適した金属です。

やわらかく美しい金属|真鍮の特徴と精密部品での活用ポイント

真鍮は、銅と亜鉛を組み合わせた金属で、やわらかく加工しやすいことが最大の特徴です。

ほどよい強度と耐食性があり、切削加工やプレス加工など多様な金属加工に対応できます。

特に切削性が良好で、ネジ・ギア・ピンなど細かな精密部品の量産に向いています。

また、電気をよく通すため電気部品にも使用され、摩耗にも比較的強いため回転部品や小型シャフトなどにも適しています。軽く扱いやすい、用途の広い素材です。

👉 加工しやすさと扱いやすさが魅力の、初心者にも人気の金属素材です。

精度と見た目が美しい!SUS304コールド(フラットバー)の特徴と加工時の注意点

SUS304コールド(フラットバー)は、SUS304ステンレスを冷間圧延(コールド加工)して仕上げた高精度の平鋼材です。
冷間加工により、表面が滑らかで寸法精度が高く、強度・剛性も向上しているのが特徴です。
一方で、内部応力が残りやすく、切削や溶接などの加工後に“反り”や“ねじれ”が発生しやすい点には注意が必要です。
耐食性・耐熱性にも優れ、フレーム・ブラケット・ベースプレート・ガイド部品などの装置構造材に多く用いられます。

👉 精密で美しく仕上がる一方、反り対策が重要な装置用ステンレス平鋼です。

錆びにくく万能!SUS304ステンレスの特徴と装置部品への活用ポイント

SUS304は、ステンレス鋼の中で最も一般的で汎用性の高い素材です。
クロム(Cr)とニッケル(Ni)を主成分とし、優れた耐食性と強度を兼ね備えています。
水や湿気、薬品を扱う環境でも錆びにくく、装置の長寿命化に貢献します。
加工性も良く、溶接・曲げ・研磨・切削など幅広い加工方法に対応。
見た目も美しく、鏡面仕上げやヘアライン仕上げなどの表面処理にも適しています。
装置部品では、フレーム・カバー・ブラケット・タンク・ねじ部品など、多岐にわたる用途で使用されています。

👉 耐久性・加工性・美観の三拍子がそろった、装置部品の定番ステンレス素材です。

加工性に優れたステンレス!SUS303の特徴と装置部品への活用ポイント

SUS303は、ステンレス鋼の中でも特に切削加工性に優れた材料です。硫黄(S)を含むことで切削時の摩擦が減り、きれいな仕上がりと安定した加工精度が得られます。そのため、旋盤やフライスによる精密部品の大量生産に向いています。
耐食性はSUS304に比べてやや劣るものの、一般的な環境では十分に錆びにくく、強度・耐熱性も良好です。
装置部品では、シャフト・スペーサー・ねじ・コネクタ・ブラケットなどに多く使われ、寸法精度と信頼性が求められる箇所に最適です。見た目の美しさも保ちやすく、表面処理にも対応します。

👉 加工しやすく精度が出しやすい、装置部品に最適なステンレス素材です。